【転職の思考法を読んで】

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【転職の思考法を読んで】

友人にこの本を勧められて

早速amazonの買い物カゴに入れ猛ダッシュで買い物を済ませた今日この頃。

コロナによるリストラや減給騒動を世間で聞くようになり、

自分の中に転職や副業などに意識が向くようになりました。

 

この本には転職をするに当たって知っておくべき判断基準が書いてあって

これから就職する人、転職をする人、副業する人の参考になると思い、

僕の印象に残ったところをピックアップして皆さんにシェアさせて頂きたいと思います。

 本書は30歳前後の男性サラリーマンをコンサルタントが転職を成功に導いていくストーリーになっています。

 

とても読みやすいので興味を持たれた方は是非。

 

【自分のマーケットバリューを決定する3つの軸】

今いただいているお給料は”自分”という商品を売り、

会社に買われた時の値段です。

 

しかし、

自分のマーケットバリューを知らなければ自分がいくらで売れるのか分かりません。

僕らは自分がいくらで売れるのか知らなければ交渉できないのです。

マーケットバリュー(市場価値)は3つの軸を掛け合わせた箱の体積で決まると

本書には書かれています。

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・人的資産

・技術資産

・業界の生産性

それぞれが大きい値であればあるほど体積は大きくなり

マーケットバリュー(市場価値)は高くなります。

【人的資産】

本書では『あなたが会社を変えたとしても変わらず仕事をくれる人はどれくらいいるか?』と問われています。

 

見分け方は、

会社の一員である自分に価値を見出しているのか。

個人としての自分に価値を見出してくれているか。

となります。

 

人的資産を上げるには自分の強みを表現すること。人間力を上げること。が必要になります。

詳しくは後日書かせて頂きます。

【技術資産】

技術資産とは『専門性』と『経験』と言われています。

 

専門性とは職種のようなもので

営業、マーケティング、プログラミング、会計、デザインなどを指します。

最悪自主学習でも学ぶことが出来て時間と労力があれば出来るようになります。

 

経験とはプロジェクトリーダーや店舗経営、新規事業リーダーなど事象があって出来ることを指します。

 

技術資産を上げるにはまず専門性を付け、そこで信頼を得て経験をさせてもらう必要があります。

【業界の生産性】

3つの軸の中で1番大事になってくるのが業界の生産性です。

業界の生産性とは1人でどれだけ利益を生み出すか。

 

今で言う生産性が高い業界とは金融やコンサルのことを言い、

逆に生産性が低い業界はサービス、教育、建築などです。

 

生産性が低い業界でも市場が伸びていたり、

技術革新が起きているとマーケットバリューが拡大します。

 

自身のマーケットバリューを上げるには

生産性が高い。もしくは市場が伸びている業界に身を置く必要があります。

【まとめ】

他にもこの本には

・伸びているマーケットの見分け方

・やりたいことがない時の考え方

・転職しないほうがいいと思った時の考え方

 

など役に立つ知識がたくさん書いてあります。

是非読んでみてください。

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

  • 作者:北野 唯我
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

僕が自分の中で明確に数えられていないのですが

みなさんはこの本に出てくる人的資産となる方は何人いらっしゃりますか?

よろしければ教えてください。